今日は、大塚です。
今回はスプーンさんの出しているS660用のビッグスロットル(純正改造品)のご紹介です。
ビッグスロットルとは
ビッグスロットルが解らない方のために簡単に説明しますと、車は空気を吸い込み、その空気をエンジンに送り込んで燃焼させています。
この空気の送り込む量を増やしてあげるのがこのパーツの役目です。
元々S660や最近の他の車もそうですが、コンピューター制御になっていますので、燃焼室に送る空気の量も当然コンピューターが調整しています。
例えばピークの7000回転付近ではどんなにアクセルを吹かしてもスロットルは閉じて行っています。こうする事によってエンジン自体を守っているわけです。ですがこのパーツを付けたら空気の量が多くなりますので、同じ閉会度でも穴が大きい分空気の量が多くなるという仕組みです。
ですから空気の量を増やしてあげるには空気が通る場所を大きくしてあげる事が手っ取り早いわけです。
更にスプーンさんのビッグスロットルは純正と交換で、届いた商品と取り替え、1カ月以内に着払いで送るだけなので簡単で安心です。
スプーン製ビッグスロットルの付け方
ビッグスロットルはインタークーラー付近にあります。ですのでまずインタークーラーを外さなくてはいけませんが、それほど難しい作業ではありません。
写真の道具、はペーパーとラチェットの10番、マイナスドライバーにプラスドライバー、そしてラジオペンチです。もう一つあるのがなんでもいいのですが、ボルトですね。
これだけあれば付け替えが出来ます。
1、バッテリーを外す
作業を始める前に必ずバッテリーのマイナスを外しておいてください。
スロットルは空気を調整してエンジンに送り込む装置なので、当然電子制御が付いています。
ですのでバッテリーを外さずにこの制御を外してしまったら車が故障として認識してしまう恐れがあるためにこの工程は必ず行ってください。
2.インテークエアダクトやインタークーラーを外す
インテークエアダクトはラチェットの10番を使ってはずします。全部外したらダクトは簡単に外れるはずなので、そのまま取り出してください。
外したらこんな感じです。
インタークーラーをつないでいるゴムホースの固定バンドをプラスドライバーで緩めてゴムバンドごとインタークーラーを外してしまいます。
そうしますと上の写真のインタークーラーの右上にスロットルがありますので、その横についているカプラーをはずします。
3.スロットルを交換する
次にラジエターのチューブが一緒に2本付いていますので、下に駅がこぼれてもいいようにペーパーをひき、ラジオペンチでゴムチューブの金バンドを外してホースを外します。
ここで外したゴムチューブからどんどんラジエターの冷却水がこぼれ出てこないように、ボルトをチューブに挿しておきましょう。
後はラチェットの10番でスロットルを外して交換ですが、一緒に新品のゴムパッキンが付いていますので説明書通りにはめて付けましょう。
この部分が奥につきます
外したものが左でスプーン製の物が右です。
裏側はこんな感じ
私のS660は今1万キロちょっとですが、スポーツ走行しかしない為か結構汚れておりました。
更に心配していた中古のスロットル改造品の汚さなどは分からなくなるくらいきれいに研磨され、汚れも取っていましたので安心して取り付けることが出来ます。
感想まとめ
私はスプーンのホームページで購入しましたが、38000円と書いてありますが、なんと割引に送料が往復込みで3万6千円ちょっとでした。
付けてみての感想ですが、走り出しや7千回転付近は余り分かりませんが、4500~6000回転付近のパワー感が上がったような?そんな感じと、マフラーの音が少し大きくなりました。
もしかしたらキャタライザーを変えていない人はもっとわかりづらいのかもしれません…
私はメタルキャタライザーも付けていますのでそこまで感じたのかわかりませんが、ターボ交換などを踏まえたときに、先に交換しておいていいのではないでしょうか?
それではまた次回もお楽しみに(=゚ω゚)ノ。