こんにちは大塚です。
今回はHKSさんの出している商品でメタルキャタライザーと言う物がありますので、その商品がどんなものなのかご紹介いたします。
キャタライザーの役目とは
キャタライザーは、エンジンから排出された排気ガスの炭化水素や一酸化炭素の有害物質を酸化させ、無害な二酸化炭素と水分に変化、併せて窒素酸化物も還元して有害物質を低減させる装置のことです。
しかしキャタライザーは浄化が目的なので浄化能力が良ければいいほどフィルターの目が細かくなり、踏んずまりを起こしてエンジンの燃焼効率が下がってしまい、スポーツ走行には向かないものになってしまいます。
かといって浄化能力は下げることは出来ません。ですがこのキャタライザーがある限りいくらマフラーのパイプを太くしても抜けには限界がありました…
HKSさんのキャタライザーは次世代キャタライザーと言われていて、なんと浄化能力とスポーツ能力の両方をクリアしたものです。
キャタライザーが高価なのは触媒の中で化学反応を起こさせるために必要な金属に白金やロジウムなどがある事と、開発費用がかかることがあげられます。
さらに取り付けるのに工賃がそれなりにします。ですが自分で出来なくはありません…大変ですが…(笑)
キャタライザーの取り付け方。
キャタライザーはマフラーの付け根の真上についています。っというよりマフラーの付け根がキャタライザーです。
そしてキャタライザーはタービンの所についていますので、外さなくてはいけないのはこの2カ所と言う事になります。
1、インタークーラーを外す。
インタークーラーはカバーを外してインタークーラーの取り付けているボルトを外してホースを外したら簡単に取ることが出来ます。
そうするとタービン付近にセンサーが付いていますので、カプラーをはずしてから専用の工具で取ります。専用の工具はラチェットのディープに穴が開いた工具です。

カプラーをはずして…

センサーを外します。
2、触媒のカバー上のボルトを外す
触媒にはカバーが付いています。これは、かなり高温になる場所なために他の物に熱害が起きる事を防ぐためについています。ですがカバーは上と下のボルトを外さなくちゃ取れませんが、いったんエンジンルームのボルトを外しておかないと、後でマフラーを外す工程になったら車をジャッキアップして馬足にかけるので作業がしにくくなります。
3、マフラーの中間パイプ外し
マフラーはすべて外す必要はありません。作業が必要なのは根元の部分ですので根元の中間パイプだけ外します。
つなぎ目はボルト2本、付け根も2本で止まっているだけなので計4本外したらパイプは取れます。
この根元の上に触媒が付いています。
もしマフラーの中間パイプを外してガスケットが割れていたら交換してください。
私はオートバックスのカーボン製の商品で代用しました。大体500~600円位でした。
4、触媒外し
その後写真撮るの忘れていましてので途中は文章での説明になります。すみません(ーー;)
取るのは何が大変かと言いますと固定してある場所が手探りな場所があるために苦労しました…そしてしっかりと固定しているので取り外しが力のいる作業でした…
この外した場所を見てボルトの位置を確認していただくと作業がしやすいと思います。
触媒上部分に3カ所固定するボルトがありますので、そこと下部分のボルトを外したら下から触媒が取れる仕組みになっています。
通常はカバーを先に取り出してから触媒を下すそうですが、私は一緒に取り出しました。
更に外した触媒にもう一つセンサーのカプラーが付いていますのでこれも専用の工具で外します。
後は付属のガスケットとパッキンを付けて、取り外したセンサーのカプラーを付けたらエンジンに取り付ける作業に入ります。
作業自体は取り外しの逆をやるだけなので特に問題はありませんでした。
注意するのはボルトは交互に締めないと片方だけ締めると他のネジが付かなかったり変について後で直す羽目になりますので気を付けるくらいです。
取り付けて走った感想
率直に馬力が上がったように感じます。ふけがスムーズで引っかかりがなく、シフトダウン時に回転数の下がりが少ないような気もしますし、タコメーター見ているだけですとかなりスムーズです。これは付けないとワンランク上のチューニングは出来ない理由がわかった気がします。
目に見えない部分でちょっと高いパーツですが、お勧めです。
もし自分でやられる方はやってみるのもいいと思います。
出は次回もお楽しみに(=゚ω゚)ノ
初めまして、私も今日触媒を外して、断熱材を巻こうとしましたが、触媒のボルトナットは外れたのに、固着してはずせませんでした。何かよい方法があれば、教えて下さい
初めまして、大塚と申します。
触媒のボルトナットは外れたのに、固着してはずせませんでした。
どこが固着していたかによりますが、ボルトが外れているのであれば潤滑剤をかけてプラハンでたたく方法が一般的かもしれません。
返信が遅くなって申し訳なです。