こんにちは大塚です。
今回はキャリパーとローターの交換作業のご紹介です。
ウィルウッドキャリパーキット
ウィルウッドの箱を開けたときに入ってた商品です。一番右にあるリアのローターカバーは別で購入しましたが、色の違いはこんな感じ。
ウィルウッドの赤を頼みましたが、ワインレッドならもうちょっと似ている色かもしれません。
キャリパーやローターの交換方法
1.純正キャリパーやローターを外します
まず私の場合は馬足で4カ所車を上げておきます。
ホイルを外したらキャリパーの固定箇所2本のボルトを外して、キャリパーサポートのボルト2本を外します。
フロントは2本リアは1本のローターの固定ネジをインパクトドライバーでたたいて緩めてドライバーで外してしまいます。
こうするとローターとキャリパーサポートが外れた状態でキャリパーがホースにぶら下がった状態になっているはずです。
足回りにブレーキオイルが漏れないようにウエスでカバーして、ボンネットの中のブレーキオイルタンクのキャップを開けてからブレーキホースを外します。
2.新しいキャリパーとローターを取り付けます。
まずローターを取り付けます。フロントは2本リアは1本のネジをドライバーで締めて、最後にインパクトドライバーで締めます。
ローターはこれで完了です。
次にキャリパーサポートをボルト2本で止めます。その後にキャリパーサポートにキャリパーをボルト2本で取り付けます。
今度はキャリパーにブレーキホースを取り付けます。ホースも交換の場合ちゃんと新しいワッシャーを付けた方がいいので純正のワッシャーとは別の所に置いておくと間違えなくて済みます。
キャリパー側とホース側ちゃんと繋いだら専用ブレーキパッドを入れてからオイルを入れます。
3.ブレーキパットを入れる。
ブレーキパットは当然純正は使えなくなります。ですのでウィルウッドのキャリパー購入した時にについている物を使いますが、必ずオイルを入れる前にパットを入れてください。
じゃないと大変なことになります。
下手したらキャリパーを分解して組み立てなおさなくちゃいけなくなることもあるので必ず先にパットを入れてください。
これがウィルウッドのキャリパーを買った時についているブレーキパット。
4.ブレーキオイルの入れ方
ブレーキオイルは空気が入っているとブレーキが利きません。
ですので空気はしっかりと抜きます。一回抜いたオイルを再利用する場合は古いオイルが抜けたらその中身を捨てて新しくタンクに貯めておくと使えます。
タンクの作り方は500のペットボトルの中をきれいに洗って乾かしておきます。蓋にオイルを抜くホースと同じくらいの穴をあけてそこにホースをさして蓋をします。
タンクについているホースをキャリパーの上についているゴムを外したら出てくる空気を抜く管に差し込み、ブレーキオイルのタンクにオイルを入れてキャリパーのオイルの出口を開けて準備が出来ました。
ここからは2人でやった方が早いです。まず一人は運転席に乗ってブレーキを奥まで踏み込みます。
たぶんジュワ~って音がすると思います。タンクには気泡の入ったオイルが出てきているはずです。
もう一度頭からブレーキを最後まで踏みます。
これを何度か繰り返すうちに音がしなくなります。私の場合4~5回くらいでしょうか。
ここまででブレーキオイルタンクにオイルを補給しておかないとなくなったらまた最初からやる羽目になるので注意。
次にオイルの出口を閉めた状態にして何度かブレーキを踏んでもらって最後は踏んだ状態で止め、そのままオイルの出口を開けてオイルを流します。これを2~3回して空気が出なくなったら完了です。それを4カ所やります。
最後にホイルを付けて馬足を外したら完成ですねえ。
感想
このパーツは付けて損はありませんと断言したくなるくらいコントロール性が良く、初動からよく聞きます。
更にパット自体がローターから離れやすくなったためかブレーキを放した後の車の動きがスムーズになった感じです。
冷えも良く、いつもならブレーキが熱くなりすぎるコースを走ったのですが直ぐに冷えて続けて走れました。
はじめまして。
私もカーケアオフィスのウィルウッドブレーキキットへの交換を考えています。
お使いのホイール、及びスペーサ、フェンダーハミ出し有無など、教えていただけますか?
当方ショップから型紙入手し、調査しましたが、スペーサ無しでフェンダー内に収めるのは厳しい結果となりました。
始めまして、大塚と申します。
私のホイールはウェッズ製ホイールでフロント15インチ6,0jインセット38を使っています。
スペーサーは最初5㎜を使っていましたが問題ありませんでした。
ですが今は10ミリに変更しております。
はみ出しは無いです。