こんにちは、大塚です。
今回はハブボルトを自分で交換した方や、交換して1年以上たった方のお車の
メンテナンスについてと、ホイールナットについてお話いたします。
ハブボルト交換後はピッチが傷んでいる。
ハブボルトは、ホイールを固定しているボルトですので、
当然ピッチ(ネジ山)が傷んできます。
このネジ山をきれいにしないと、ホイールナットも一緒に傷んでしまいますので
メンテナンスをするに越したことはありません。
ではどういうメンテナンスが良いかを、ご紹介していきましょう。
まず、ネジ山をきれいにする道具があります。

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こういうものですが、
ご自分のお車のピッチに合わせなければいけませんので、
解らない方は車の外したハブボルトか、ホイールナットを持っていけば
店員さんが教えてくださいます。
大体一つ1500円前後で売っていますが、私はセットが税込み5000円位でしたので、
いろんなネジやボルトに使えるためこれを購入しました
ホイールを外してピッチを整える。
今回はホイールを外すだけなので、馬足はかけません。
ホイルナットを緩めたらジャッキアップしてホイールを外します。
次に、できればハブボルトに使用済みオイルがあれば
ペーパーなどに少量しみこませてハブボルトをふきます。

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ホイールナットの入り口にも少しだけ。
そして私の場合
S660はM12×1,5と言うサイズなので、そのサイズの道具を使います。
カットする時は無理に回し始めないよう慎重に回し始めてください。
そうしないと変なネジ山になる可能性があります。
ある程度回したら外してハブボルトに
ホイールナットを入れてみてスムーズに回るようならオッケーです。

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削った後こうなりました

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分かりにくいですが角に細かな金属のカスがこびりついています(-_-;)

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20㎜ロングハブボルトはどの長さのホイールナットが入るのか??
S660に付けたロングハブボルトは20㎜ロングの物です。
これに付けていたホイールナットは貫通式を使っていたために
損傷が激しくなってきました。
何故貫通式のホイールナットが損傷が早いのか??
それは貫通式は先端に穴が開いていますので
そこにゴミや鉄粉が入り込み、ネジ自体がそれによって
傷みやすくなっているからです。
本来貫通式は熱も冷めやすく、
貫通していないものに比べて重さも軽い事が多いために
使っていたのですが、
今回は貫通していないショートサイズが入るか検証してみました。
元々貫通タイプは長さなどは関係ありませんので、
40㎜の物を使っていましたが
今回は34㎜で、長さが足りるか…
ノギスで測った所、ぎりぎり行けるかどうかでした。
計算では2ミリ余るかな…
って言う事ではめてみます。
使用したホイールナットはこちら

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付けた後がこちら。

今回付けたもの

全開使っていたもの
実際に走って増し締めし、さらに走ってホイールは何も問題ない事が判りました。
メンテナンスついでにホイールナットも交換しましたがいい結果になりました。
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた(‘◇’)ゞ