こんにちは大塚です。
今回はタイヤのレビューです。
ワインディングを前提にした内容になっておりますので、サーキットユーザーの場合、参考になるかは分かりません。
ディレッツァZ3とはどんなタイヤか?の前におさらい
今までにS660がはいたタイヤは純正のネオバ
ナンカンのNS-2R
それから今回のディレッツァZ3です。
価格はナンカンNS-2Rが4本でおよそ25000円前後
ネオバが4本でおよそ68000円前後
そして今回のディレッツァZ3がおよそ58000円前後…
今回はネオバを基準(使いやすい標準)だとして話を進めていきます。
ナンカンのNS-2Rは価格も安くコスパも最高。
ネオバのタイヤの食い付き度を10とした場合、8~8.5ほどあります。
ただし、
タイヤは重く、固いです。
癖が強いので使い慣れないうちはあんまりくわないようなイメージを持つかもしれません。
ですがなれれば結構練習にはもってこいのコスパです。
格好だけの人はこれが一番いいかもしれません。
雨の日もそこそこ安心して攻めることが出来ます。
個人的にはネオバより雨の日はこちらの方が走りやすかったです。
一番のデメリットは減りが早い事…
消しゴムで消すように減っていくので直ぐにタイヤ交換ですね。
結果的にはタイヤのくいつきが良い事でこの金額なので…やはり良いタイヤですね
次に純正のネオバですが、やはり最初から使っていることもあり
使いやすいイメージがあります。
あんまり路面が熱い時に攻め込まない限り熱ダレして極端に減ったりすることはありません。
ナンカンの2~3倍はもちもいいです。
雨の日は食い付きは良いですが
ドライの感じがいいだけにたまに滑る?って心配になることもありますね。
当り前ですけど(笑)
そういった意味でナンカンは差がそこまでないので雨でもいいような気がしているのかもしれません。
それではディレッツァZ3を使った感想
まずセッティングがナンカン用に足も固く、
減衰力もかなり固めにしていたので
まずはそこから変えなくてはいけませんでした。
ディレッツァZ3はナンカンと比べてかなり軽く、
タイヤも柔めなので路面から伝わる情報伝達の仕方が全然違います。
重いタイヤで固い場合、路面から伝わる情報は細かく、乗り心地は最低
小さな小石までよく振動で伝わってきます。
サスペンションも重いタイヤと軽いタイヤでは動き方が違います。
軽いタイヤで減衰力も固くした場合、重いタイヤを履いた時より
良く動こうとする半面
バネの力に負けて押し戻されてぴょんぴょん跳ねる感じがして走りにくかったです…
ですのでまずフロントとリアんぽ減衰力を1段ずつ緩くしました。
それ以上やってもいいですが、今度は突き上げが優しきなった代わりに
バイ~ンって跳ねる場所が出てきたので1段ずつで落ち着いています。
プレロードのかけ方で違いますので一概には言えませんが、
今回使っているサスペンションはテインさんのフレックスZです。
プレロードも何ミリかかけていますが、減衰力は一番固い状態からフロント3
リアが5です。
リアのボンネットがFRPの為こんな感じです。
話がそれましたが、使った感触としてはネオバと変わらないくらいは食い付きもいいです。
が、まだセッティングが出ていないためもっといい可能性は秘めています。
雨の日は抜群によかったですよ。
安心して走れました。
持った感じネオバの方が軽いかもしれません。
柔らかいためにタイヤの雑音や振動はあまり感じられないくらい良かったです。
タイヤの食い付き具合ですが、
ネオバがスパっと食いつきがいいとしたら、ディレッツァZ3は地味~にずっと食いつきがいい感じです。
伝えにくいですが、慣れてくればこのタイヤも安心してコーナーを攻めていけるものでした。
ネオバより若干安い設定なので1度使ってみるのもいいかもしれません。
タイヤのもちに関してはもっと使ってからレビューを書いてみます。
まとめ
お金がない人や、安いけど食いつきがいいタイヤを探している人は迷わずナンカン
そこそこ食いつきがいいタイヤを探している人はネオバが使いやすいですが、
雨の日はディレッツァZ3の方がよかったです。
この辺は値段も1万円程しか変わりませんので、ご自分で判断してください。
食い付き具合はどちらも変わらないですが、ディレッツァZ3は癖があるので使い慣れが必要か、腕でタイヤに合わせるかだと思います。
伝えにくかったかもしれませんが今回はこれで失礼します。